菜の花畑に~ 入日薄れ~
見わた~す山の~端 霞~ふかし
春風そよ吹く~ 空を見れば~
夕月かかりて~ 匂い淡し~
失礼しました!という訳で、おぼろ月夜の舞台であります野沢温泉で開催されましたウオーキング大会に行って参りました。
今回のツアーは長野駅集合、こちらから貸切バスに荷物を積み込み、善光寺へと向かう歩きたくなる道500選のコースへ出発です。ご開帳ということでたくさんの観光客で賑わっていました。そして翌日ドローンが落下したようですねぇ。
道の駅でお昼休憩を挟みまして、次は小布施の歩きたくなる道500選コースです。爽やかな初夏の青空の下、果樹園から歴史を感じる町中の小径を歩きました。
今日は全部で500選のコースを3つ回ります。ラストは野尻湖のコース。小林一茶旧家を出発して野尻湖方面へ向かいます。湖畔にはたくさんの別荘が立ち並んでおり、ボート遊びに興じる小金持ちの輩を斜め後方からうらやましがるゆえに我あり。
大会初日、薄曇りのウオーキング日よりです。10回目の節目を迎える大会に全国からたくさんのウオーカーが集まりました。コースはUP-DOWNの多い道ですが、素晴らしい景色があればこそ、疲れを忘れて楽しく歩けました。
コース途中では地元の方々に手厚いおもてなしを頂きました!アスパラ、うど、たらの芽の天ぷら、美味しかったです!この日の夜は地元野沢温泉で生涯と閉じた作詞家、高野辰之の唱歌を歌う夕べが開催されました。「おぼろ月夜」、「春の小川」、「紅葉」、「ふるさと」などなど、たくさんの素晴らしい作品を手がけているということに驚きました。「ふるさと」ではみなさん涙と鼻水でどしゃぶりでした。
大会2日目です。霧雨混じりの天気でした。
ちなみに、菜の花で有名な場所は国内にいくつもありますが、「おぼろ月夜」の中に“蛙の鳴くね”という歌詞があることから舞台は野沢温泉であると分かるそうです。確かに指宿は1月に菜の花が咲きますがカエルは鳴きませんよね~。
新幹線開業でより一層近くなった野沢温泉でした。共同浴場は熱いぞ!